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【DIYSHOW2023:スター電器製造】アルミ溶接も可能な交直両用TIG溶接機「スタルゴンACDC200(STG-200ACDC)」などを出品
同社最小最軽量の遮光面「アイゴ(EG-200MB/MG)」も紹介
2023/09/23
2023年8月24~26日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された、DIY(Do It Yourself。日曜大工)趣味人とホームセンター業界の展示会「ジャパンDIYホームセンターショウ2023」(DIYSHOW2023。主催:日本DIY・ホームセンター協会)。
「SUZUKID(スズキッド)」のブランド名で広く知られるスター電器製造は、一般向けの小型溶接機をはじめ溶接関連製品を数多く出品するなか、プロ向けの製品として、2023年7月12日に発売した「スタルゴンACDC200(STG-200ACDC)」を紹介した。
DIYSHOW2023のスター電器製造ブース
「スタルゴンACDC200(STG-200ACDC)」は100V/200V兼用かつ、交流出力/直流出力兼用のTIG溶接機。ステンレス、鉄、アルミニウムなど、多くの金属のTIG溶接に対応するうえ、交流TIG溶接ではMIXモード(交流直流出力)を実装している。
スズキッド・スタルゴンACDC200(STG-200ACDC)
また溶接条件の設定画面には、液晶デジタルパネルを採用。溶接する母材の板厚を設定するだけでその板厚に合う溶接パラメーターが自動で設定される「EZ TIGモード」のほか、詳細な条件設定が可能な「PRO TIGモード」、さらには電撃防止・アークフォース・ホットスタート機能を備えて手棒溶接を可能にした「MMAモード」も実装した。
「スタルゴンACDC200(STG-200ACDC)」の溶接条件設定画面
そのほか、2023年7月24日に発売した(MB(マットブラック)のみ。MG(モスグリーン)は近日発売予定)、液晶式自動遮光溶接ゴーグルマスク「アイゴ(EG-200MB/MG)」も出品した。
スズキッド・アイゴ。左がEG-200MB、右が同MG
同社製品では最小最軽量(約343g)の遮光面という「アイゴ(EG-200MB/MG)」は、液晶ヘルメットではなくゴーグルのうえ、LEDライトを搭載しているため、狭い場所でも作業しやすい。
また、溶接・切断・グラインドの3モードを実装し各作業に対応。さらにワンタッチヘッドギアを採用して装着時の安定性を高めたほか、作業内容や用途に合わせてLEDライト・溶接ゴーグル・フェイスマスクをそれぞれ取り外せる構造とし、使い勝手を高めている。
(文・写真=遠藤正賢)
「アイゴ(EG-200MB)」の作業モード切り替えスイッチとワンタッチヘッドギア
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