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    ダイハツ・ムーヴキャンバス(LA850S・860S)整備のポイントは?【売りたい車図鑑】

    「D-CVT」搭載はターボ車のみ。BSMと「プラスサポート」をディーラーオプション設定

    • #特集

    2023/03/31

    【整備のポイント】
     エンジンは「X」および「G」グレードがKF-VE7型NA(自然吸気)、「Gターボ」がKF-VET2型ターボの0.66L直列3気筒で、現行タント発売時に大幅改良されたもの。ただしCVTはターボ車のみ、高速域でベルトと遊星ギヤを併用することにより変速比幅を拡大した新世代の「D-CVT」となっており、NA車には従来型のCVTが組み合わされる。

     推奨エンジンオイルはNA車がダイハツ純正「アミックスEXTRA 0W-16」、ターボ車が同じく「アミックスEXTRA 0W-20」。API規格SP/RC、SN/RC PLUS、SN/RCまたはILSAC規格に適合するものが指定エンジンオイルとなっている。エアコン冷媒はHFO1234yf。

     駆動方式は全車ともFFと4WDから選択可能で、フロントサスペンションはいずれもストラット式、リヤサスペンションはFF車がトーションビーム式、4WD車は3リンク式。パーキングブレーキは「Gターボ」「G」が電動式(オートホールド機能付き)だが、「X」は足踏み式となっているので注意が必要。

    ダイハツ・ムーヴキャンバス「ストライプスG」のエンジンルーム。ボンネット先端の運転席側にはエアコンシステムラベル、助手席側にはメンテナンスサービスラベルが貼付される

     ADASに関しては「スマートアシスト」として、最新のステレオカメラとフロント2個/リヤ4個のソナーを全車標準装備。衝突被害軽減ブレーキ、ブレーキ制御付き前・後方誤発進抑制機能、車線逸脱警報・抑制制御機能、路側逸脱警報機能、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能を全車に実装する。標識認識機能は「Gターボ」「G」に標準装備、「X」にメーカーオプション。

    フロントまわり。ステレオカメラはフロントウィンドウ上端中央、ソナーはフロントバンパーに2ヵ所装着される

     また、フルLEDヘッドライトを標準装備する「Gターボ」「G」にADB(アダプティブドライビングビーム)とサイドビューランプを標準装備。ハロゲンヘッドライトを標準装備する「X」はAHB(オートハイビーム)のみ。

     そのほか、全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)、LKC(レーンキープコントロール)、CTA(コーナリングトレースアシスト)を「Gターボ」に標準装備し、「G」に「スマートクルーズパック」としてメーカーオプション設定。「パノラマモニター」と「スマートパノラマパーキングアシスト」を全車にメーカーオプション設定する。

    リヤまわり。ソナーはリヤバンパーに4ヵ所装着される

     さらに、BSM(ブラインドスポットモニター。RCTA(リヤクロストラフィックアラート)とDOW(ドアオープンワーニング)も同時に実装される)と、専用キーでドアを解錠すると障害物の有無に関わらず急加速を抑制する「プラスサポート」を、全車にディーラーオプション設定している。

    BSM(ブラインドスポットモニター)の作動イメージ

    (文=遠藤正賢 写真=遠藤正賢、ダイハツ工業)

    「プラスサポート」の専用キーと作動イメージ

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