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    BSサミット、全国大会を開催

    モビリティサービス業への転換を推進すると宣言

    • #その他

    2022/07/30

     BSサミット事業協同組合(磯部君男理事長)は7月11日、ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)で2022年全国大会を開催した。

     同組合は年初に行われた賀詞交歓会において「モビリティサービス業への転換」を旗印に、設立以来の大改革に臨むことを発表。磯部理事長は冒頭の挨拶で、国内外のカーメーカーの動向や先進安全技術の普及状況などに触れた上で、改めてモビリティサービス業への転換を推進すると力説した。

    冒頭の挨拶に立った磯部理事長

     また、組合員の特定整備認証資格取得状況が全体の95%に達したことを報告。その上で今後取り組む重点項目として、(1)電動車に対応した工場環境と教育の整備、(2)地域特性に合ったモビリティサービスの実現、(3)カーボンニュートラルへの取り組み、(4)サイバーセキュリティー対応工場の確立、の4つを掲げた。

     磯部理事長は、昨今深刻化する原材料価格や物流コストの高騰についても言及。「電気代だけで以前の3倍、4倍にも膨らみ、経営が圧迫されている事業者は多い」と指摘し、「外部環境の変化に合わせて元請けや保険会社、サプライヤーなどと適正価格を都度協議していくべきだ」と要望した。

     また、同組合の次世代自動車研究委員会、フロント教育委員会、販売促進委員会の3つの委員会が活動実績及び事業戦略について報告。
     同組合が掲げる4つの重点項目に加えて、環境負荷低減やコンプライアンス強化といった社会的責任を果たすための方向性、組合員及び協賛会社の拡充などに関する方策についても示された。

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