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    技能五輪全国大会、開催

    車体塗装はトヨタが金、自動車板金はマツダがトップ

    • #その他

    2021/12/29

     第59回技能五輪全国大会が12月17~20日、東京都(一部競技は千葉県)で開催された。車体塗装は中央・城北職業能力開発センター板橋校(同板橋区)で、自動車工及び自動車板金は東京ビッグサイト(同江東区)で行われた。

     車体塗装にはトヨタ自動車から4人、マツダから3人の計7人が出場。選手は(1)装飾塗装、(2)樹脂パーツのパテ付け及び研磨、(3)実車マスキング、(4)部品交換に伴う隣接パネルへのボカシ塗装、(5)2コートパールメタリック調色、(6)外板の修正とプラサフ塗装、(7)(6)のパネルへのボカシ塗装、(8)(4)で塗装したパネルの磨き、(9)3コートパール調色の9課題で競った。
     競技の結果、金賞に輝いたのは宇野快人選手(トヨタ自動車)。銀賞は星野悠音選手(同)、銅賞は鈴木吏乃選手(同)が受賞し、上位はトヨタが独占した。

     自動車工には日産自動車から4人が参加。(1)スバル・フォレスター(SK系)のガソリンエンジン故障診断、(2)マツダ・デミオ(DJ系)の電気装置故障診断、(3)同車のブレーキ点検整備、(4)同車のサスペンションステアリング点検整備、(5)ホンダK24A型エンジンの吸排気や圧縮にかかわる点検整備、(6)トヨタM20A-FKS型エンジンのユニット点検整備の6つが行われた。

     競技の結果、高崎海音選手が金賞を獲得。銀賞には久米勇夢選手が選ばれた。

     自動車板金はトヨタ自動車から4人、マツダから3人、日産自動車、SUBARU、いすゞ自動車から2人、スズキ、ダイハツ工業、トヨタ車体から1人の計16人が出場。支給された鋼板を用いて、課題図に示された車両をモチーフにした製品を製作した。
     
     結果は、マツダの田中薫選手が金賞。銀賞は吉田海人(同)、保高輝幸(トヨタ自動車)の2選手、銅賞は和田朋也選手(日産自動車)、敢闘賞は小川力哉、島田真太朗(以上SUBARU)、小石嵩陽(トヨタ自動車)の3選手が受賞した。

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