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    大井産業、上塗り塗装用スプレーガン「二刀流」を発売

    • #ニュース

    2020/10/15

     九州全域と山口県に営業拠点を持つ塗料販売店の大井産業(田中俊二社長、本社=福岡県福岡市)はこのほど、1丁でサイドカップ式とセンターカップ式の二役を担う可変式の上塗り塗装用スプレーガン「二刀流」を発売した。
     同社プロジェクトチームとスプレーガンや塗装機器の開発・製造・販売を手掛ける恵宏製作所(村上正明社長、大阪府東大阪市)が約3年の期間を費やして共同開発。1丁2役の革新的な機構を採用したスプレーガンとして実用新案を取得した。これにより塗料カップを付け替えることで、サイドカップ式で溶剤型塗料、センターカップ式で水性塗料など1丁で使用塗料に応じた塗り分けを可能にした。
     カラーラインアップには、和をイメージした桜花(おうか)、青藍(せいらん)、夜霧(よぎり)、榛摺(はりずり)、唐紅(からくれない)、茜雲(あかねぐも)、紫式部(むらさきしきぶ)、草枕(くさまくら)、向日葵(ひまわり)の全9色を用意。各色限定50丁を販売する。
     仕様は、口径:1.4・1.6mm、手元空気圧力:0.2MPa、空気使用量:220ℓ/min、塗料噴出量:155~170mℓ/min、吹き付け距離:200mm、パターン幅:250~270mm 、重量:440g。本体のほか、サイドカップ、センターカップ、ガンスタンド、アタッチメントが付属する。

    サイドカップ仕様の夜霧(左)とセンターカップ仕様の桜花

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