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プラスチック補修のPLASNOMIC、 グローバルアライアンス参加を募集開始

プラスチック補修における安全性、品質、経済性、持続可能性の新たな世界基準作成を目指す

  • #ニュース

2025/09/25

プラスチック補修のグローバル化を目指す「PLASNOMIC: プラスチック補修協議連盟」は9月24日、活動に参画するプラスチックリペアプロバイダーの推薦と登録を開始した。米国を拠点とするPolyvance、4Plastic、SEMに加え、3MやMirkaといった世界的大企業もメンバーとして名を連ねており、中小規模事業者や個人を含む国際的なパートナーシップとアライアンスの構築が目的だ。

車体整備業界の「透明なプラットフォーム」

PLASNOMICの取り組みは、世界中の車体整備業界透明な一つのプラットフォーム上で団結する初の機会となる。この連携を通じて、リペアソリューションと技術、承認された製品や修理技術の可視化世界規模のOEM互換ベストプラクティスの提供、および認定パートナーとの協力体制構築を目指す。

アライアンスの主な活動は以下の通りだ:

  • 国際的な専門家、MSOパートナー、業界アドバイザー、研究機関のネットワークを通じた、修理技術方法の開発と検証
  • 業界主導で透明性のあるプロセスを通じた、ツール(道具)、エクイップメント(設備)、マテリアル(素材)の評価と承認
  • 協議会メンバーやパートナーのネットワークを通じた、革新的で実効性のある修理方法を発信、紹介する。
  • 一元化されたAIを活用したデジタルサポート&サーティフィケーションプラットフォームを通じた、プラスチック補修のブランド、製品、専門家の世界展開。

PLASNOMICは、業界トップの人材、技術、リソースを結集することで、プラスチック補修における安全性、品質、経済性、持続可能性の新たな世界基準を設定するとしている。

参加可能な事業体

現在、推薦および登録が可能な候補事業体および個人、企業は以下の通り:

  • プラスチック補修工具、機器、材料および資材の製造または販売会社
  • プラスチック補修事業者(車体整備事業者)
  • 再生事業
  • 研修機関およびトレーニングプロバイダー
  • プラスチック補修技術開発者、車体整備専門家、高度専門技術者など

グローバルなビジネスコラボレーションへの参加を希望する場合は、ウェブサイト(https://plasnomic.com/registration/)から登録または推薦が可能。

日本アジア代表は、3harmonyの奥田照幸氏が務めており、問い合わせはウェブサイト(https://www.web3harmony.com/contact-8)より受け付けている。