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ホンダ、「アコード(CY2系)」541台をリコール ドライバモニタカメラ制御プログラムに不具合

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2025/07/24

ホンダは7月17日、全方位安全運転支援システムを搭載した「アコード(CY2系)」541台のリコールを届け出た。対象となるのは、2025年4月3日から2025年5月27日までに製造された車両(型式:6AA-CY2、車台番号:CY2-1100014~CY2-1100638)。

不具合は、全方位安全運転支援システムのドライバモニタカメラ制御コンピュータのプログラムが不適切なため、外部診断機でのプログラム更新または故障コードクリア後に演算処理が終了しないことに起因する 。これにより、過大な待機電流が流れ続け、車両を長期間駐車した場合にバッテリーが上がり、パワーシステムが起動できなくなるおそれがある 。また、外部診断機でのプログラム更新後は、パワーシステム起動時にドライバモニタカメラが起動せず、システム故障時にブレーキ警告灯などが点灯しなくなり、保安基準に適合しない状態となる 。

改善措置として、対象となる全車両のドライバモニタカメラ制御コンピュータを対策プログラムに書き換える 。

これまでに不具合は0件、事故の発生も確認されていない 。今回のリコールは、関連会社からの情報により発見された 。