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WRC王者オジエ選手の魂を市販車に 究極の「GRヤリス Sébastien Ogier 9x World Champion Edition」公開

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2026/01/24

トヨタ自動車は22日、FIA世界ラリー選手権(WRC)で歴代最多タイとなる通算9度目の王者に輝いたセバスチャン・オジエ選手の偉業を称え、特別仕様車「GRヤリス Sébastien Ogier 9x World Champion Edition」を発表した 。世界最高峰の舞台で培われた知見を注ぎ込んだ、究極の「ドライバーズカー」が姿を現した 。

四駆制御モード(GR-FOUR)は、オジエ選手の「SEB.」モード、豊田章男会長の「MORIZO」モードに切り替え可能

王者のこだわりを凝縮

本車両は「Aero performance package」をベースに、オジエ選手本人が開発に深く関わった 。最大の特徴は、独自の四駆制御モードの搭載だ 。標準車の「TRACK」モードに代わり採用された「SEB.」モードは、前40:後60のトルク配分に設定 。後輪の駆動力を活かした車両コントロールを可能にし、高速度域での一体感を追求した 。


また、豊田章男会長(モリゾウ)が導き出した配分をオジエ選手が称賛し、採用に至った「MORIZO」モードも備える 。加速時に前後輪の拘束力を最大化するこのモードは、トラクションと旋回性能を高い次元で両立させている 。

パーキングブレーキが縦引きになっている

「フランスの誇り」を纏う

外観には、同社の2025年モータースポーツ活動を象徴する新色「グラビティブロック」を採用 。ラジエーターグリルにはオジエ選手の母国・フランス国旗を模したトリコロール加飾が施された 。


内装も徹底しており、ステアリングは操作性を考慮して小径化 。パーキングブレーキはラリーで多用される「縦引き」タイプが採用され、専用の革巻グリップが装着されている 。

日欧で各100台の限定販売

日本国内での販売は、スマートフォン用アプリ「GR app」を通じた抽選方式となる 。申し込み開始は2026年春以降を予定しており、限定100台の狭き門となる見通しだ 。欧州の一部地域においても、同様に100台が限定販売される 。


トヨタは、過酷なラリーの現場で限界に挑み続ける王者の精神を市販車に反映させることで、モータースポーツファンへの感謝を示すとともに、さらなる「いいクルマづくり」を加速させる構えだ

日本での販売予定は、限定100台。幸運を掴むのは誰か