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ホンダ、N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VANほか およそ155万台 リコール EGRパイプの材質と制御プログラムに不具合 走行中にエンジン停止、再始動不可のおそれ

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2025/02/03

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 ホンダは2025年1月31日、自然吸気エンジンに搭載されている排気ガス再循環装置(EGR)において、EGRパイプフランジ部の材質及びEGRの作動制御プログラムが不適切なため、冷間時の短距離走行を繰り返すと、当該パイプフランジ部とEGRバルブ開口部周辺に凝縮水が付着し、腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けると、腐食した破片がEGRバルブとバルブシートの間に噛み込み、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動できなくなるおそれがあるとして、N-BOX、N-BOX Custom、N-BOX CUSTOM、N-BOX JOY、N-WGN、N-WGN Custom、N-WGN CUSTOM、N-VAN、N-ONE 1,556,855台のリコール(回収・無償修理)を国交省に届け出た。また、補修部品として出荷し取り付けられた車両が特定できていないものが、別に35個存在する。

 対策方法は2つ。

1:全車両、EGRパイプを対策品と交換し、エンジン制御コンピュータを対策プログラムへ書き換え、EGRバルブ開口部周辺の錆を取り除く。なお、対策品の供給に時間を要することから、ご希望されるお客様には先行で対策プログラムの書き換えを行い、部品準備が整い次第、改めて案内し対策品と交換する。

2:全車両、EGRパイプを対策品と交換し、EGRバルブ開口部周辺の錆を取り除く。

なお、対策品の供給に時間を要することから、部品準備が整い次第、改めて案内し対策品と交換する。