JOURNAL 

トヨタ、カローラクロス一部改良 シグナルロードプロジェクションを初採用

  • #一般向け

2025/05/27

トヨタ自動車は5月23日、カローラ クロスの一部改良モデルを発売した。同時に、新たに「GR SPORT」グレードを設定し、こちらは8月4日に発売を予定している。

今回の主な改良点は以下の通り。

内外装デザインの刷新

よりアーバンかつアクティブなイメージを追求し、内外装デザインを大幅に変更した。

  • 外装デザイン
    • バンパーとヘッドランプを刷新。
    • ボディ同色グリルを採用し、都会的な上質感を表現。
    • Zグレード向け18インチアルミホイールの意匠を変更。
    • GR SPORTグレード向けには新デザインの19インチアルミホイールを新設。
  • 内装デザイン
    • シフトノブおよびシフトパネル周辺のデザインを刷新し、上質感を向上させるとともに、使用性も改善。

新機能の追加

  • 「SNOW EXTRAモード」(トヨタ初)
    • ドライブモードセレクトに「SNOW EXTRAモード」を追加。E-Fourシステムが発進時、旋回時、スリップ時に加えてフルタイムで稼働するようになり、雪上でのあらゆる走行シーンで前後の駆動力を緻密に制御し、高い走行安定性を実現する。
  • 「シグナルロードプロジェクション」(国内初)
    • フロントターンランプと同期し、路面へ矢印形状を描画する機能。見通しの悪い交差点などで、歩行者などへの早期車両認知に貢献する。照射はフロントターンランプのみで、ウインカーの動きに合わせて矢印が点滅する。

GR SPORTグレードを新設定

GRならではの意のままの走りとスポーティーな内外装デザインを特徴とするGR SPORTグレードが追加された。

  • 専用のサスペンションチューニングと19インチタイヤにより、優れた操縦安定性を実現。
  • 専用設定の2.0Lエンジン(M20A-FXS)を採用したHEVユニットによる力強い動力性能。
  • 国内初となる、エンジンレスポンスを最大限に向上させる新たなSPORTモードを搭載。
  • 専用のフロントバンパー、アルミホイール、スポーツシート/表皮材など、GRらしい機能に裏打ちされたスポーティーな外装・内装。

パワートレインのHEV一本化

カーボンニュートラルの実現に向け、パワートレインをHEVに一本化した。

快適・安全機能の充実

  • シートベンチレーション(運転席・助手席)をZグレードに標準設定。
  • アダプティブハイビームシステムをGR SPORT、Zグレードにメーカーオプション設定。
  • パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)をGR SPORT、Z、Sグレードにメーカーオプション設定。
  • ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)PlusをGR SPORT、Zグレードに設定。

シグナルロードプロジェクションのイメージ画像 地面への描画はフロントのウインカーのみ