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マツダ・日本製鉄、高曲げ型2.0GPa級ホットスタンプ用鋼板を新型「CX-5」に世界初採用

従来の1.5GPa級ホットスタンプ用鋼板と同等の成形性・衝突性能を維持しながら軽量化

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2025/11/30

 マツダと日本製鉄は2025年10月23日、従来の完成車メーカーと材料メーカーの関係や領域を超えた「共創活動」の成果として、同年7月に欧州で発表した新型3代目「CX-5」のフロントバンパーレインフォースに、高曲げ型2.0GPa級ホットスタンプ用鋼板を採用したことを発表した。

新型マツダCX-5のフロントバンパーレインフォース

 マツダと部品メーカー、日本製鉄の3社で、材料特性を活かした最適構造の検討や、ホットスタンプ量産時の操業条件の見極めを共同で行っている。


 日本製鉄は、2.0GPa級の高強度でありながら、従来の1.5GPa級ホットスタンプ用鋼板と同等の、成形後の曲げ性を維持した鋼板を開発。衝突時に破断することなく衝突エネルギーを吸収できる性能を満足させつつ、補強部品の省略を可能とし、軽量化によるCO2排出量削減にも貢献したことを、高曲げ型2.0GPa級ホットスタンプ用鋼板採用の経緯と具体的成果に挙げている。

新型マツダCX-5