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ロードスタージャンクション、オーナーインタビューその⑤
2025/12/05
11月30日(日)に大磯ロングビーチで行われた「Roadster Junction」(RSJ、ロードスタージャンクション)に参加したオーナーさんの愛車を全5回に分けて紹介します。今回は最終回。「Roadster Junction」は、関東最大規模の開催を目指し、マツダ・ロードスターオーナー同士が深くつながり、語り合い、笑い合える場としてのイベントです。この日は520台のロードスターが全国から集結しました(内訳はNA168台、NB96台、NC53台、ND203台)。
ペンネーム:キャモメ
NDロードスター
▲ウマ娘 プリティーダービーのキタサンブラックと、サトノダイヤモンドをあしらった痛車となっていた
ウマ娘のライブに合わせて仕様を変えたい
このロードスターに乗り始めて、4年半ほど経ちました。もうすぐ5年目を迎える、大切な相棒です。このラッピングは、2025年の5月頃に施工したものです。
ちょうど『ウマ娘 プリティーダービー』のライブがあり、そのタイミングに合わせて仕様を変更したいという思いがありました。
私にとって、コンテンツの楽しみ方はライブイベントへの参加が中心です。
ライブに合わせて車の仕様を変える、というのは、私の周りでもよく見られるスタイルですね。
実は、最近はウマ娘のゲームをプレイする時間はあまり取れていないのですが、ライブには必ず足を運んでいます。コンテンツへの関わり方は人それぞれですが、私はライブという場で熱量を感じるのが好きなのかもしれません。
▲キタサンブラック
痛車はX(旧Twitter)とかで施工の報告をあげるんです
このラッピングは、千葉にある「Sakata Designers」さんというショップにお願いしました。
私自身も千葉に住んでいるので、地元のショップでお願いできたのはありがたかったです。
ショップを見つけたきっかけは、Xでした。
痛車の世界では、施工が完了するとSNSで報告を投稿する文化があるんです。その際に、お世話になったショップやデザイナーさんの名前を挙げるのが一般的で、それを見て私も連絡を取りました。
流れとしては、まず自分でデザイナーさんを見つけてデータを作成してもらい、そのデータをショップに持ち込んで印刷と施工をしてもらう、という形です。
▲サトノダイヤモンド
カスタムががっつりされてる車が多くて、勉強にもなる
このイベントは、私のお気に入りの一つです。千葉の自宅からアクセスしやすいというのも理由ですが、一番の魅力は集まってくる車の多様性です。
他のロードスターの集まりと比較しても、ここはカスタムに力を入れている車両が多く、見ているだけでも非常に勉強になります。
もちろん、景色の良さも素晴らしいですね。
軽井沢で開催される大きなミーティングも、機会があれば参加したいのですが、あちらはどちらかというと上品な雰囲気で、私のようなカスタムカーは少ないかもしれません。
居心地の良さという点では、こちらのイベントの方が自分には合っていると感じています。
屋根が開くっていうのもあって、いっぺんはこういう車乗ってみたい
そもそもなぜロードスターを選んだかというと、「手が届く範囲で運転が楽しい車」を探していたからです。
当時は86やBRZも候補にありましたが、ロードスターには「屋根が開く」という、他の車にはない特別な魅力がありました。
若い今のうちに、一度はこういうオープンカーに乗ってみたいという強い憧れがあったんです。
また、ライブ遠征などで高速道路を長距離走ることも多いため、ある程度のパワーは必要でした。そうなると、国産車で、運転が楽しくて、オープンエアも味わえるこの車は、まさに私にとって唯一の選択肢だったのです。
絶対数が多いからできることなのかな
ロードスターのもう一つの大きな魅力は、コミュニティの強さと広さです。
オーナーの数が非常に多いので、楽しみ方も本当に人それぞれです。私のようにカスタムに没頭する人もいれば、ノーマルのまま大切に乗っている方もいます。年齢層も幅広く、本当に懐の深い車だと感じますね。
そして、母体となるオーナーが多いからこそ、私のような「痛車」という少しニッチな趣味でも、同じ価値観を持つ仲間を見つけやすいんです。
同じ車種に乗り、同じコンテンツを愛する仲間と繋がれる。今一緒にいる仲間たちも、ロードスターと痛車という共通点を通じて出会い、もう4、5年の付き合いになります。
この繋がりの広がりこそが、ロードスターが持つ最大の魅力なのかもしれません。