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国際福祉機器展、開催

  • #その他

2025/11/27

 全国福祉協議会と保険福祉広報協会は10月8 ~ 10日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で第52回国際福祉機器展&フォーラムを開催した。

 各カーメーカーも出展し、介護者・要介護者に配慮した福祉車両を紹介。また、ハンディキャップドライバー向け自操補助装置の開発企業なども登場した。

 3日間の来場者数は121,137 人。414の企業・団体が出展した。次回は2026年10月7 ~ 9日の3日間、同所にて開催予定。

トヨタ自動車

“すべての「行きたい」を叶えたい”を合言葉に、ハ イエースやノア、シエンタなどの現行車車いす仕様 車を展示。ハイエースはワンタッチで車いすを固定 できて乗り入れがスムーズに

スズキ

山間など悪路を走る介護者から、普段使いの車のよ うに乗りやすい福祉車を、という声を受け生まれた 「スペーシア・車いす移動車」は4WDと乗り入れし やすい低床設計を両立

日産自動車

「セレナ・チェアキャブ」は車いす用のスロープを引 き出す際にボタン操作で車高を約80mmダウン可能。 さらにウィンチベルトで車いすを引き入れる機構で 乗り入れを支援

ダイハツ工業

助手席が電動で回転・昇降することで乗り降りしや すい「タント ウェルカムシートリフト」はリヤ側・ フロント側の両方で乗り降りでき、シーンに合わせ て使い分けられる

フジオート

ハンディキャップドライバー向けの自操補助装置を 開発する同社は今年50周年。ハンドルやアクセルペ ダルに架装することで、安全な運転操作を支える各 種装置を体験展示した