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マツダ、「CX-60」「CX-80」などに採用の車体構造接着技術が「市村産業賞 貢献賞」を受賞
「振動・騒音の抑制と低温硬化を実現する自動車の構造接着技術」が受賞
2025/03/31
マツダは2025年3月14日、「CX-60」「CX-80」などラージ商品群4車種に採用している車体構造接着技術が「市村産業賞 貢献賞」を受賞したことを発表した。
市村賞は、科学技術の進歩や産業の発展に貢献した技術開発者を表彰するもの。今回マツダが受賞した「市村産業賞 貢献賞」は、優れた国産技術を開発することで、産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者を対象としている。
今回受賞対象となった技術では、車体構造とその接合部に着目。MBD(モデルベース開発)・MBR(モデルベース研究)を活用し、車体構造に伝わる振動現象と接着剤の機能向上について研究・開発した。
路面からの振動が入る部分の剛性を高める目的と、振動が室内へ伝わる経路の減衰力を向上させる目的の、2種類の構造用接着剤を接着剤メーカーと共同で開発。各車種の接合部に適用した。
これにより、静粛性や安定感を高めるとともに、従来困難だったアルミニウムと鋼板の接着にも利用できることから、車体の軽量化にも貢献。また、低温・短時間の加熱による硬化・接着が可能なため、製造時のエネルギーを節減できる。さらに、振動・騒音への対策として、自動車以外への応用も期待できるとしている。
受賞者は麻川元康(あさかわもとやす)、氷室雄也(ひむろかつや)、山本研一(やまもとけんいち)の各氏。
マツダCX-80