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レクサス、LCを一部改良し特別仕様車“PINNACLE”を設定

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2025/07/28

レクサスは、フラッグシップクーペ「LC500h」「LC500」「LC500 Convertible」の一部改良を実施し、8月4日から全国のレクサス販売店で発売する。これに伴い、「LC500」と「LC500 Convertible」には特別仕様車“PINNACLE”がそれぞれ100台限定で抽選販売される。“PINNACLE”は、8月7日まで抽選申し込みを受け付け、当選者には8月18日に連絡が入る予定だ。

「Lexus Driving Signature」のさらなる進化

今回の一部改良では、「Lexus Driving Signature」をさらに進化させ、車体剛性向上により、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答性を追求している 。特にドアストライカーの構造変更により剛性を高め、優れた操縦安定性と車両応答性を高次元で両立した 。

特別仕様車“PINNACLE”の主な特徴


特別仕様車“PINNACLE”は、LC500およびLC500 Convertibleに追加設定される 。名称の“PINNACLE”は「最高峰」「頂上」を意味し、LC500“PINNACLE”は「より鋭く意のままに走る楽しさ」を、LC500 Convertible“PINNACLE”は「より優雅で心地よい走り」を追求したモデルとなっている 。

共通装備として、特別仕様車専用CFRPリアウイング(固定式)、一体成型フロントバンパーカナード、高精度チューニングエンジン、特別組み付けLSD、専用スカッフプレート、専用プレート(センターコンソール)、助手席インストルメントパネルへの専用グラデーション刺繍、専用ブラックスパッタリング塗装21インチ鍛造アルミホイールが挙げられる 。

LC500“PINNACLE”には、専用ボディカラーとして日本の金属工芸をモチーフにした「朧銀(おぼろぎん)」が設定され、マットクリア塗装と新開発の特殊表面処理「レクサスマットコート」により、マットな質感と防汚・汚れ除去性能を両立している 。インテリアカラーは「ブラック&ホワイト」となる 。また、剛性に優れた構造のリアアルミ中空サスペンションメンバーを搭載し、高次元で安定性と軽快さを両立している 。

一方、LC500 Convertible“PINNACLE”の専用ボディカラーは、硬質なライトソリッドグレーをベースにメタリック感をほのかに感じさせる「ニュートリノグレー」で、ルーフカラーはブラウンシルバーとなる 。インテリアカラーは「サドルタン&ホワイト」が採用された 。初採用の専用固定式リアウイングにより、オープン時の乗り心地や直進安定性・操縦安定性を一層高めている 。

両モデルともに、各部品の個体差に合わせた寸法精度の作り込みや手作業による最終調整により、伸びやかで滑らかな回転フィールや、加減速時の応答性向上と質感の高いドライブフィールを実現している 。

価格

特別仕様車“PINNACLE”のメーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通り。

  • LC500 特別仕様車“PINNACLE”(2UR-GSE 5.0L V型8気筒、2WD (FR)): 17,800,000円

  • LC500 Convertible 特別仕様車“PINNACLE”(2UR-GSE 5.0L V型8気筒、2WD (FR)): 17,800,000円

通常モデルの価格は、LC500hが14,550,000円から15,380,000円、LC500が14,100,000円から14,930,000円、LC500 Convertibleが15,550,000円となっている(価格は北海道地区のみ異なる。リサイクル料金は含まれていない) 。

レクサスマットコートが施された LC500“PINNACLE”の朧銀