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日本ペイント岡山工場、労働無災害連続記録5,000日を達成

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2025/09/16

 日本ペイント(榎本朋夫社長、本社=東京都品川区)の岡山工場(岡山県勝田郡)は7月26日、労働無災害連続記録5,000日を達成した。

 同工場敷地内では、同社のほか日本ペイント・オートモーティブコーティングス、NPA製造、日本ペイント・サーフケミカルズ、日本ペイントコーポレートソリューションズ、エーエスペイントなどグループ各社が塗料や樹脂、塗装下地処理剤などを製造している。8月6日には記念式典が開催され、三邉次郎副社長をはじめとした同社役員・幹部社員のほか、来賓として津山市長・谷口圭三氏、勝央町長・水嶋淳治氏が出席した。

 式典の冒頭、挨拶に立った影山恭之工場長は「記録達成後、工場スタッフ数人にその感想をたずねたところ、ほとんどのスタッフが“通過点に過ぎない”と答え、非常に頼もしく感じた。岡山工場では複数の会社が活動しており、その中での記録達成は本当にすばらしいこと。日ごろからのRC(レスポンシブル・ケア)活動をはじめとした各種取り組み、そしてメンバ一人ひとりの高い責任感、さらには全員の強い関係性、チームワークがこの成果を生み出したと考えている」と、記録達成の要因を紹介。その上で、「目標に向かって皆で力を合わせて推進していく団結力は、岡山工場の財産であり、無限の可能性を秘めていると考えている。今後も全員一丸となって、岡山工場をさらに盛り上げていこう」と、スタッフに向けて呼びかけた。

 続いて谷口市長、水嶋町長がそれぞれ登壇し、偉業達成を称えた。また榎本社長はビデオメッセージの中で、「3月下旬に岡山工場を訪問した際、現場の皆さんが常に安全品質を最優先に考え、緊張感を持ってていねいに作業している姿がとても印象的だった。製造部門はメーカーにとって不可欠な存在であり、日本ペイントにとって極めて重要な役割を担っていることを改めて認識した」と、スタッフの姿勢に対して敬意を表した。その後、工場スタッフへ記念品及び感謝状を贈呈し、記録達成を祝した。

日本ペイント岡山工場

岡山工場・影山恭之工場長

津山市長・谷口圭三氏

勝央町長・水嶋淳治氏

日本ペイント・三邉次郎副社長

工場沿革を示す掲示物には「労働無災害5000日達成」の記述が追加された