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マセラティジャパン、「マセラティ認定ボディショップミーティング2025」を開催

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2025/06/27

 マセラティジャパンは5月16日、グリーンパレス(東京都江戸川区)で「マセラティ認定ボディショップミーティング2025」を開催した。

 まず最初に、マセラティジャパン・アフターセールスビジネスマネージャー・成島秀樹氏が登壇し、国内におけるマセラティのショールームやCPOセンター、サービス工場、認定ボディショップの体制を紹介。併せて、国内正規ディーラーにおける鈑金塗装入庫台数や修理単価など、鈑金塗装事業の状況を解説した。

 さらに認定ボディショップに向けたプログラムとして、設備の紹介、技術研修、技術コンテストなどを計画していることを発表。各種取り組みを通じて、全国の認定ボディショップの品質の均一化を図っていく

方針であることを表明した。

 ピーピージー・ジャパン車両塗料事業部・岡崎靖彦部長は、マセラティより認定を受けている同社自動車補修用塗料及び関連機器について説明。自動計量システム・MoonWalk、分光光度計・DigiMatch、PCモニター上で比色や配合選択が可能なソフトウェア・VisualizIDの導入による塗料コストの削減、再現性、作業効率の向上などの効果を紹介した。

 その後、同認定ボディショップネットワークの事務局を務めるスピーディの浦澤澄社長が、ミーティングの開催に至った経緯を説明。また、マセラティジャパンと準備を進めている認定ボディショップ向けの技術研修について「現場の人たちが“勉強になった”、“参加したい”と思うようなトレーニングを提供することが、当グループの役割だと考えている。楽しみながら学べる場を提供したい」と述べ、年内に開始する考えを示した。

 その後、スピーディ本社に隣接する研修施設AR LAB TOKYOへ移動し、PPG・MoonWalkによる調色作業、GYS製溶接機による溶接作業などを見学した。

会場では、近年の市場動向や今後の計画などについて紹介

AR LAB TOKYOではPPG・MoonWalkやGYS製溶接機による作業実演を見学した

AR LAB TOKYOではPPG・MoonWalkやGYS製溶接機による作業実演を見学した