JOURNAL 

車体整備事業者が注意すべき車両 スズキ、「ワゴンR スマイル」に特別仕様車「クリームコーデ」を設定し発売

車体整備事業者は、トープグレージュメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフの塗色コードは2種類に派生するので注意

  • #ニュース

2025/05/08

スズキは、軽乗用車「ワゴンR スマイル」に特別仕様車「クリームコーデ」を設定し、5月7日より発売する。

今回発売される特別仕様車「クリームコーデ」は、ワゴンR スマイル HYBRIDXをベースとしている 。この特別仕様車は、おしゃれなクリームデザートをモチーフとした配色が特徴であり、フロントグリルやドアミラー、ドアピラーの一部がソフトベージュに変更されている 。インテリア加飾にもベージュが採用され、インパネカラーパネルやドアアームレストなどがベージュとなることで、より明るく可愛らしい印象となっている。

■車体整備事業者の注意点

・フロントグリルの加飾に変化


フロントグリル上部の装飾に変化。従来は車両のメイン塗色に準拠していたが、ルーフ塗色に変化。グレード特定を確実に行うこと。「クリームコーデ」以外のグリルを誤発注しないように注意したい。

2024年12月にマイナーチェンジした従来モデルでは、グリル上部は車体色に準拠していたが、ルーフ色のソフトベージュになる。

・2トーンの塗装範囲が変化

フロントピラー、センターピラーがルーフ塗色に。



・トープグレージュメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフの塗色コードは2種類に派生


従来モデルのHYBRID X、HYBRID Sに設定されている

トープグレージュメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフFC7

一方、クリームコーデの

トープグレージュメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフF5K
同じ2トーン塗色の組み合わせで塗色コードが変わるので注意。

塗色コードは部品の発注時に絞り込みに利用されることがある。間違った塗色コードで発注をかけると、この車両のでは、グリルやホイールカバー、内装部品で誤発注に繋がる恐れがある。

左が従来モデルのHYBRID X。右のクリームコーデとルーフ色の塗装範囲やグリルやホイールカバーの配色が異なっているのが分かる。今後の塗色追加でも影響がでるため注意

・内装は専用色

インパネ、オーディオガーニッシュ、ドアトリムカラーが専用色に。

車体色は、「モスグレーメタリック」、「オフブルーメタリック」、「トーブグレージュメタリック」がボディー色に採用され、ソフトベージュのルーフ色と組み合わせた計3色がラインアップされる。

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

機種名

エンジン

駆動

変速機

燃料消費率 WLTCモード走行 (km/L)

燃料消費率 JC08モード走行 (km/L)

エコカー減税 (重量税)

価格 (円)

特別仕様車 クリームコーデ

0.66L DOHC 吸排気 VVT (マイルドハイブリッド)

2WD

CVT

25.1

29.2

25%

1,864,500

4WD

23.6

27.8

1,984,400


塗色は3色。モスグレーメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフ(E8Z)【左】、オフブルーメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフ(ER5)【中央】、トープグレージュメタリック ソフトベージュ 2トーンルーフ(F5K)