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ボッシュ、「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に出展 EDRデータ解析ソリューションに注目
2025/05/15
ボッシュ株式会社は、2025年5月21日(水)から5月23日(金)までの3日間、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に出展する。ボッシュのブースでは、モビリティ市場の発展を支える包括的なソリューションを紹介する全9テーマ(23セッション)のプレゼンテーションを3日間にわたり実施する予定である。特に、EDR(イベントデータレコーダー)データ解析ソリューションに関するプレゼンテーションに注目が集まる。
展示エリアでは、日本初披露となる新世代レーダーの展示をはじめ、幅広いソリューションや最新技術を紹介する。
プレゼンテーション:SDVから半導体まで、ボッシュの包括的ソリューションを紹介 EDRとサイバーセキュリティにも焦点
自動車業界で加速するソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)実現に向けた取り組みに対し、ソフトウェアとハードウェアの両開発に強みを持つボッシュは、今年もプレゼンテーションを中心に幅広いソリューションや最新技術を紹介する。「SDV実装に向けて」や「ビークルモーションマネジメント」、「自動車向けボッシュの半導体とMEMSセンサ」などに加え、「自動運転社会の安全保障:EDRとサイバーセキュリティの新しいアプローチ」といった、車体整備事業者にとっても関心の高いテーマも含まれる。
EDRデータ解析におけるボッシュの強み
ボッシュは、全世界25メーカーとの契約の元、EDRデータの読み出しとイメージング、トレーニングを提供できる唯一の会社であり、イベントデータレコーダー(EDR)の読み出しとイメージングにおいて世界をリードしている 。ボッシュのクラッシュデータリトリーバル(CDR)は、多数の乗用車および商用車のEDRにアクセスできるツールとして、法執行機関、事故調査員、保険会社、自動車メーカー、フリート、そして政府機関から2000年の導入以来、高い信頼を得ている 。
EDRに関するプレゼンテーション「自動運転社会の安全保障:EDRとサイバーセキュリティの新しいアプローチ」では、同社モビリティーアフターマーケット事業部 CDRマスタートレーナーの里廉太郎氏が登壇し、EDRデータの活用と、今後の自動車社会における安全保障について講演を行う 。 開催日時は21日・22日は10時15分から、最終日の23日は9時15分から。
展示エリア:自社開発SoC搭載の新世代レーダーを日本初披露
展示エリアでは、ボッシュが自社開発したSoC(システム・オン・チップ)を搭載した新世代の前方・側方レーダーを、日本で初めて展示する。22ナノメータ・プロセスを採用したSoCは、小型・高性能・高効率化を実現する。新世代レーダーは、ボッシュが自社開発したSoCを搭載した初のレーダーであり、会場では新世代レーダーおよび搭載されたSoCを展示予定である 。
モビリティDXイノベーションステージでSDVテーマのプレゼンテーション
ノース会場で設置される「モビリティDXイノベーションステージ」では、ソフトウェア・ディファインド・ビークルをテーマにしたプレゼンテーションが行われる 。2025年5月21日(水)16時00分~16時20分、ボッシュ株式会社の若狭恭裕氏が「SDV実装に向けて」と題して登壇する 。
「人とくるまのテクノロジー展特設サイト」を開設
ボッシュ公式サイトには「人とくるまのテクノロジー展特設サイト」が開設されており、プレゼンテーションのスケジュールや最新情報は、以下のURLから確認できる 。
URL: https://www.bosch.co.jp/aee-2025/