JOURNAL 

トヨタ、アルファード、ヴェルファイア およそ43万台 リコール オルタネーターに不具合 エンストのおそれ、ボンネットモールディングに不具合 脱落のおそれ

2025/02/04

<font size="4px">

 トヨタは2025年1月22日、アルファード、ベルファイアのオルタネーターとボンネットモールディングについて434,520台のリコールを届け出た。

・オルタネーターについて

 オルタネータ(発電機)のクラッチ付プーリにおいて、エンジン振動に対する耐久性の検討が不十分なため、長時間のアイドリングや特定のエンジン回転での走行を繰返すと、プーリ内部のクラッチが摩耗して破損することがある。そのため、異音や充電警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行中エンストするおそれがある。

・ボンネットモールディングについて

 ボンネットモールディングにおいて、取付構造の検討が不十分なため、温度変化によりモールディングが変形して、取付部に応力が繰返しかかることで亀裂や緩みが生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、モールディングが脱落し、他の交通の妨げとなるおそれがある。

不具合は、オルタネーターとボンネットモールディングのどちらかが該当する場合と、両方とも該当する場合の3パターンに分かれる。

 なお、ボンネットモールディングは補修用部品として出荷され、取り付けられた車両の特定に至っていないものが534個存在している。