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日本ペイント、塗料類全般を最大35%値上げ 6月1日出荷分から
中東情勢の影響による原材料費・物流費の急騰を受け価格改定を実施
2026/05/14
日本ペイント(本社:東京都品川区、以下「同社」)は、2026年6月1日出荷分より、製品の販売価格改定を実施する。昨今の不透明な中東情勢を背景に、原油価格や物流動向、各種原材料の調達環境が不安定な状況にあり、塗料製品の原材料価格および調達物流費用が急騰しているためだとしている。
同社では徹底したコスト削減や合理化など、価格維持に向けた努力を重ねてきたが、企業努力のみで上昇分を吸収することは極めて困難な状況であると判断し、今回の価格改定に至った。
■価格改定の詳細
改定内容は以下の通り。
実施時期:2026年6月1日(月)出荷分より
対象:塗料類全般、直送運賃
価格改定率:
溶剤系塗料:25~35%
水性塗料:20~30%
なお、2026年6月1日以降の出荷分については、既受注分であっても改定後の価格が適用される。また、原材料の高騰状況によっては、一部製品で改定率を上回る可能性があるとしている。
■関連製品および今後の対応
シンナー製品については、2026年3月19日に取引販売店へ案内した通り、現行価格より75%の値上げにて既に価格改定を実施している。運賃の改定については、情勢や地域によって異なるため、別途営業担当より案内する。
調達環境はさらに厳しさを増しており、同社は今後も価格面での追加対応を依頼する可能性があるとしている。