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JARIC、「第48回全国フロントマン選抜技術競技会」を開催

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2025/12/18

 JA共済自動車指定工場協力会(高間専逸会長)は11月7日、JA共済幕張研修センター(千葉県千葉市)で「第48回全国フロントマン選抜技術競技会」を開催した。

 全国のJA共済自動車指定工場のフロントマンの技術力向上を目的に1974年から開催されており、今回は各県域大会で優秀な成績を収めた12人が出場し、日ごろの知識と技術を競った。
 競技会では、2種類の見積り作成と学科競技を実施。見積り作成では、損傷個所が異なる「フロント部損傷車」と「リヤ部損傷車」の2台を使用。制限時間内に損傷個所やその程度、工賃などを確認し、「フロント部損傷車」は専用の見積りソフトを用いて、「リヤ部損傷車」は手書きで見積書を作成した。学科競技では、フロントマンとして求められる自動車の構造や損傷診断技法などの知識を問われた。

 各賞の受賞者(敬称略)は次の通り。最優秀賞:花田将宗(福岡県・宗像オート整備工場)、優秀賞:岩田直也(島根県・加茂自動車工業)、松本晶利(福井県・松本自動車工業)、敢闘賞:田口潤一(熊本県・旭車体)、渕野隆彦(佐賀県・カークリエイトフチノ)。