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【ジャパントラックショー2024:アルティア】大型車の環境負荷低減とメカニック省力化に寄与する整備機器を多数出品
トルコン機器のトラック・バス用ATフルードチェンジャー「T-MAX1100CV」を参考出品
2024/07/22
2024年5月9~11日にパシフィコ横浜で開催された、トラック・輸送業界の展示会「ジャパントラックショー2024」。
アルティアは「Let´s think together!」をテーマとして、2024年問題の課題となっている「安全運行と労働者の安全」「持続可能性と環境への配慮」「人材不足と労働力の確保」を軸に、大型車整備、車輪脱落事故防止、DPFクリーニング、荷役作業省力化に適した各種機器類を展示・実演した。
ジャパントラックショー2024のアルティアブース
その中で、トルコン機器のトラック・バス用ATフルードチェンジャー「T-MAX1100CV」を参考出品。
こちらは乗用車向け「T-MAX1100」の商用車版という位置付けで、ノズルを大径化したほか受け皿やオイルドレンもサイズアップ。通常作業時間が90分の路線バスAT車で、ATF交換を30分に短縮可能としている。
トルコン機器・T-MAX1100CV
「エキゾースト・ストリーム」は、長期間使用により目詰まりしたDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)の自動洗浄装置。
エキゾースト・ストリーム
すすぎ1回+洗浄2回でカーボンとアッシュの双方を除去できるうえ、装置へDPFを簡単に装着できる専用ブラケットを採用。
DPFの目詰まり・交換による部品代・工賃や、手作業によるDPF清掃に対し、大幅なコスト削減とメカニックの省力化を図ることが可能となっている。
「エキゾースト・ストリーム」の内部。写真はDPFを専用ブラケットで固定した状態
また、DPFを車載状態のまま、排気温度センサーを外した穴にノズルを装着することでDPFを自動洗浄する「DPFクイックリフレッシャー2」も出品。
こちらはPM特化の洗浄剤、アッシュ特化の洗浄剤、DPFマフラー内保護用リンス、DPF燃焼促進剤、計4種類の薬剤を用いることにより、PMとアッシュを約60分で分解する。
(文・写真=遠藤正賢)
DPFクイックリフレッシャー2
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