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ボッシュ、「KTS 560」「KTS 590」がOBD検査用スキャンツール型式認証試験に合格

セキュリティ保護された診断機能を実行可能な「ESI[トロニック]エボリューション」を実装

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2024/06/30

 ボッシュは2024年6月24日、同社のセキュアゲートウェイ(SGW)対応ECU診断機「KTS 560」および「KTS 590」が、日本自動車機械工具協会によるOBD検査用スキャンツール型式試験に合格したことを発表した。

 型式試験番号は「KTS 560」がJASEA-KS-30、「KTS 590」がJASEA-KS-31。

「KTS 560」および「KTS 590」は、診断ソフトウェア「ESI[トロニック]エボリューション」や、特定DTC照会アプリと共に利用する通信モジュール。

「ESI[トロニック]エボリューション」は、セキュリティ保護された診断機能を実行可能にするセキュアダイアグノスティックアクセス(SDA)機能を実装し、様々なカーメーカーの車両を診断することができる。

 また、世界150以上のブランド、9万台以上の車両を高水準でカバーし、OBD検査に不適合だった車両の故障箇所特定・整備・診断を可能とする。

ボッシュKTS 590(左)、KTS 560(右)