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BASF、2023年カラーレポートを発表
2024/04/05
BASFはこのほど、「BASF自動車用OEM塗料カラーレポート2023」を発表した。
同レポートによると、自動車カラーの基礎を形成してきた無彩色は大きな変化を迎えているとし、引き続きホワイトが世界で最も人気の色であることに変わりはないが、その一方でブラックの人気が上昇し、ホワイトのシェアを奪っている現状などが報告された。また、ブルー、レッド、ブラウンなどの有彩色の市場シェアは横ばいが続いている。地域別に見ると、北米では明るいシルバーが好まれる傾向にある一方で、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)では暗い色合いのシェアが高まっているなど、地域ごとの特色が顕著となった。
アジア太平洋地域も同様に、ホワイトが最も人気がある一方で、ホワイト以外のカラーの多様性が高まった唯一の地域。ナチュラルカラーの人気が高まり、特にグリーンのシェアが伸びたほか、明るいグレーやシルバーなども支持された。アジア太平洋のデザイン責任者の松原千春氏は、「新しい自動車が登場するにつれて、より生き生きとしたカラーが現れるのは自然なこと」とし、「新興カーメーカーはアジアで新車を開発する中で、通常の色域以上のものを求めている。大胆で創造的なカラーを出し、若い消費者はそれらを高く評価している」と分析した。
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