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トヨタ・シエンタ(PL/PC1#G系)BPのポイントは?【売りたい車図鑑】
構造用接着剤およびルーフマスチックシーラーの一部に高減衰タイプを使用
2024/03/28
【BPのポイント】
プラットフォームは現行4代目ヤリスをルーツとするTNGA「GA-B」に一新されたが、リヤドアがスライド式のため周辺のフロア構造は異なる。
トヨタ・シエンタのボディ骨格
また、構造用接着剤およびルーフマスチックシーラーの一部を高減衰タイプとすることで、路面の凹凸を乗り越えた際の操縦安定性や乗り心地の向上、また降雨時を含めたルーフ振動の抑制を図っている。超高張力鋼板使用部位の詳細はサービスマニュアルなどを参照されたい。
構造用接着剤およびルーフマスチックシーラー、それぞれの高減衰タイプの使用部位
外板の違いは非常に少なく、グリルモールが上級グレード「Z」では金属調塗装、中間グレード「G」と廉価グレード「X」ではブラックになる程度。なお、「Z」と「G」に設定されている無償メーカーオプション「ファンツールパッケージ」(内装色:カーキ)を選択すると、センターピラードアサッシュがボディ同色になる(標準はブラック)。
トヨタ・シエンタX(ハイブリッド車・FF・5人乗り)のフロントまわり。写真のボディカラーは202ブラック
前後ランプは「Z」と「G」「X」とで仕様が異なり、「Z」はバイビーム式のフルLEDヘッドランプでオートレベリング機能付き。「G」「X」は2灯式LEDヘッドランプのマニュアルレベリング機能付きとなる。テールランプも「Z」はライン発光式のLEDとなるが、「G」「X」は通常のLED。
トヨタ・シエンタX(ハイブリッド車・FF・5人乗り)のリヤまわり。写真のボディカラーは202ブラック
ボディカラーはモノトーンが8色で、うち040スーパーホワイト2は福祉車両「ウェルキャブ」専用色。「X」は070ホワイトパールクリスタルシャイン、202ブラック、4V6ベージュ、6X3アーバンカーキのみ選択可能となっている。
なお3U4スカーレットメタリックと8W2グレイッシュブルーには2トーン色の設定もあり(「Z」「G」)、いずれも1L7ダークグレーをルーフ色とする。
(文=遠藤正賢 写真・図=トヨタ自動車)
1L7ダークグレー×3U4スカーレットメタリック。2トーンカラーとしてのカラーコードは2WR
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