JOURNAL 最新ニュース
損害保険料率算出機構、ビッグモーターの不正を受け参考純率再計算へ
2023/08/07
損害保険料率算出機構は2023年8月4日、ビッグモーターによる組織的な保険金不正請求の報道を受け、保険金が過大に支払われた案件について保険会社に報告を求め参考純率の算定に反映させることを発表した。
参考純率とは、同機構の会員保険会社から集めた契約・支払いデータなどから算出されている保険料率を算出するための基礎データの一つ。保険料率は純保険料率(支払い保険金に充当する部分)と、付加保険料率(保険事業を行うための必要経費)によって構成されており、参考純率は純保険料率の参考値として利用されている。
ビッグモーターによる大量の保険金不正請求は、参考純率を算出するときの支払い金額が不当に高くなることになり、直接不正請求された当事者以外にも影響があると指摘されていた。同機構が保険金算出の元となる参考純率を見直すことで、自動車の任意保険が受けたビッグモーターによる不正請求の影響を正す。
あなたにおすすめの記事
-
国交省、第31回「自動車整備技術の高度化検討会」を開催
2025/10/29
-
【アスナルセミナー2025・ガレージセール】15社が出展しカーディテーリングショップの収益力を高める製品・サービスを紹介
2025/10/29
-
【アスナルセミナー2025・セミナー】日本自動車フィルム協会(JAFA)は日本自動車用フィルム施工店協会(JCAA)からの名称変更の経緯などについて説明
2025/10/29
-
メルセデスVクラスがラグジュアリーなバンに変身 新型メルセデスVクラスのプロトタイプに初試乗&レポート!
2025/10/29
-
損保ジャパンとキアPBVジャパン、EVバン「PBV」日本展開へ本格協業
2025/10/29
-
自動車整備技術の高度化検討会を実施、事業規制アップデートや人材確保対策など議論
2025/10/28
