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マツダ、CX-60 735台 リコール 緩衝装置、舵取り装置、制動装置などに不具合
2023/07/03
マツダは2023年6月16日、フロントサスペンション(緩衝装置)、インターミディエイトシャフト(舵取り装置)、フロントABSセンサー(制動装置)それぞれに不具合があるとして、CX-60について735台のコール(回収・無償修理)を国交省に届け出た。
不具合の個所は、フロントサスペンション(緩衝装置)、インターミディエイトシャフト(舵取り装置)、フロントABSセンサー(制動装置)。具体的な内容は次の通り。
<フロントサスペンション(緩衝装置)>
フロントサスペンションにおいて、車両組立工程の組付け作業が不適切なため、アッパアーム・ボールジョイントとステアリングナックルを締結するボルトとナットが規定トルクで締め付けられていないものがある。そのため、そのまま使用を続けるとボルトが外れ、最悪の場合、ステアリングナックルがボールジョイントから抜け、タイヤと接触することでパンクして走行不能となるおそれがある。
<インターミディエイトシャフト(舵取り装置)>
インターミディエイトシャフトにおいて、車両組立工程の組付け作業が不適切なため、ステアリングギヤに締結するボルトが規定トルクで締め付けられていないものがある。そのため、そのまま使用を続けるとボルトが外れ、最悪の場合、ステアリングギヤからインターミディエイトシャフトが抜け、操舵不能になるおそれがある。
<フロントABSセンサー(制動装置)>
フロントABSセンサにおいて、車両組立工程の組付け作業が不適切なため、ステアリングナックルにハーネスを固定するブラケットを締結するボルトが規定トルクで締め付けられていないものがある。そのため、そのまま使用を続けるとボルトが外れ、最悪の場合、ハーネスがタイヤ等に干渉することで損傷し、ABS警告灯およびTSC(トラクションコントロール)/DSC(横滑り防止装置)表示灯が点灯し、EPB(電動パーキングブレーキ)表示灯が点滅すると共に、ABS、TSC、DSCおよびEPBの作動が停止し、さらに先進安全運転支援システムも停止するおそれがある。
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