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自動車リサイクル部品流通12団体の在庫を共有するネットワークが誕生
2023/05/22
日本自動車リサイクル部品協議会(佐藤幸雄代表理事)に所属する自動車リサイクル部品流通団体*1及び各団体会員用在庫共有システムの運営会社*2はこのほど、各団体の在庫情報を共有する「オールリサイクルパーツネットワーク」を構築したことを発表した。
これまで、自動車リサイクル部品流通団体が利用する在庫共有システムは一部でデータ連携がされておらず、各団体に所属するリサイクル部品販売事業者は、異なるシステムを利用する他団体の在庫を検索・提案することができなかった。一方、リサイクル部品業界では近年の運送費高騰を受けて、近隣地域から部品を調達する必要性が高まっていた。今回のネットワークの構築は、これら課題解決を目的としたもの。
同日開催された記者会見の席上、佐藤代表理事は「各団体の在庫データ連携が実現したことで、400万件の在庫を持つ国内最大級のネットワークが誕生した」と、その意義を強調。同ネットワークは6月からの運用開始を予定しており、これによりリサイクル事業者から整備・鈑金塗装工場へ提案するリサイクル部品点数の増加や納期の短縮につながることが期待される。
*1=エス・エス・ジー、・シーライオンズクラブ、システムオートパーツ、自動車補修部品研究会、テクルスネットワーク、ビッグウェーブ、部友会、リビルド工業会全国連合会、ARN、JARAグループ、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合、SPNの12団体
*2=アールイーシー、ジャプラ、ビッグウェーブ、BBF、JARA、NGPの6社
記者会見の様子。前列右から2人目が日本自動車リサイクル部品協議会・佐藤幸雄代表理事
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