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「X-431 PAD 6」などローンチテックのスキャンツール、バッテリー関連機器を出品【IAAE2023:ロシェル】
個人ユーザーや販売店向けの簡易スキャンツール「CRP233」「CRP239」「CRP349」も出品
2023/04/18
2023年3月7~9日に東京ビッグサイトで開催された、自動車アフターマーケットの総合展示会「国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE)2023」で、ロシェル(大阪府和泉市、坂口勝己社長)は「X-431 PAD 6」をはじめとした、ローンチテックのスキャンツールおよびバッテリーテスター・充電器を出品した。
IAAE2023のロシェルブース
「X-431 PAD 6」は、ローンチテックの中でも最上級モデルに位置付けられる、Android 9.0を実装するタブレット型のスキャンツール。マクラーレンを含む数多くの自動車メーカーに対応するほか、ドイツ車で求められるコンピューターコーディングも可能。車検証QRコード読み取り機能を備えるほか、オプションでADASのエーミングもできるようになる。
また、2.0GHz 8コアのCPU、8GBのメモリー、256GBのストレージ、1920×1080ピクセルの13.3インチモニター、前800メガピクセル&後1300メガピクセルのカメラを搭載するなど、ハードウェアもローンチテック製スキャンツールの中では最も高性能だ。
X-431 PAD 6
一方、個人ユーザーや販売店などが整備・修理工場へ委託する前に診断する用途を想定した簡易スキャンツール「CRP233」「CRP239」「CRP349」も出品。
いずれもエンジン、トランスミッション、ABS、エアバッグの故障コード読み取り/消去およびライブデータ表示に対応するほか、「CRP239」はステアリング/バッテリーのリセットやリヤパッド交換モード、DPF再生、スロットル学習など、「CRP349」はさらにタイヤ空気圧リセットやABS/インジェクター学習などにも対応している。
CRP239(左)、CRP349(右)
そのほか、バッテリー規格10種類・バッテリータイプ3種類のバッテリー診断に対応しつつOBD診断機能も備えたバッテリーテスター「BST-580D」や、バッテリーチャージャー「PFP-100」も出品。来場者の関心を集めていた。
(文・写真=遠藤正賢)
BST-580D(中央)、PFP-100(左)
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