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日車協連、高度化車体整備技能講習・車両計測編のインストラクター研修会を開催
2023/04/07
日本自動車車体整備協同組合連合会(小倉龍一会長)は、3月12日にイヤサカ・福岡トレーニングセンター(福岡県福岡市)、同18・19日に東京都立多摩職業能力開発センター(東京都昭島市)、同21日に奈良県自動車車体整備協同組合会館(奈良県磯城郡)で令和5年度の高度化車体整備技能講習・車両計測編のインストラクター研修会を開催した。
同研修会は、日車協連が推進している「優良な車体整備工場の見える化」の実現に向けた取り組みの一環で、令和5年度の高度化車体整備技能講習の講師(インストラクター)の養成を目的としたもの。同技能講習の趣旨及び内容を周知することで、各都道府県の単組で実施する講習の内容やレベルを標準化する狙いがある。
3月12日に九州会場で開催されたインストラクター研修会において、小倉龍一会長は「6回目を迎えた今回の高度化車体整備技能講習は、ボデーアライメントとホイールアライメントをテーマにした。カリキュラムについては、ボデーアライメントは車体整備士の実務レベル、ホイールアライメントは3級シャシ整備士レベルを想定して作成した。講師を務めるには、100%の知識では足りず、130%以上の知識が必要となる。分からないことを分からないままにせず、不明なところがあれば積極的に質問してもらい、今日学んだことを各県に持ち帰ってほしい」と挨拶した。
挨拶する小倉龍一会長
菅貞明教育委員長(愛媛県)は、「今回、受講者数の目標を3,000人に掲げた。多くの方に受講いただけるよう、ぜひ協力をお願いしたい」と、先進安全自動車の整備に欠かすことのできないボデーアライメント及びホイールアライメントの知識を学ぶ同技能講習への参加を呼びかけた。
研修会では、ボデーアライメントとホイールアライメントの知識の必要性、足回り整備を行う上での車体整備士の位置付け、ボデー及びホイールアライメントの計測・測定や整備方法などを座学した。その後、ボデー計測時に使用する機器の使い方と、日車協連・技術委員会が制作した4輪アライメントテスターを使用しないスラスト角の計測方法に関する動画を視聴し、2班に分かれてボデー計測装置の使い方とテスターを使わないスラスト角の計測を実習した。
座学で車両計測の必要性を学んだ
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