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定期点検項目見直し 電動パーキングブレーキなど5項目でOBD利用を認め、点火装置2項目について廃止に
2023/04/04
国土交通省は、2023年7月1日より自動車の定期点検項目と点検方法について見直しを行うと発表した。
改正される定期点検項目5項目は、目視等により直接確認する従来の点検方法に加え、OBDを利用した点検方法なども認めることとした。変更される定期点検項目は次の通り。
1.駐車ブレーキの引きしろについて、電動式駐車ブレーキの場合OBDの活用する
2.トランスミッション、トランスファーのオイル漏れ、オイル量についてオイルレベルゲージがない車両は、オイル漏れのみの確認でも可
3.燃料蒸発ガス排出抑制装置、チャコールキャニスターの詰まりについて、インタンク式のチャコールキャニスターを装備した車両はカーメーカー指定の方法で確認する
4.燃料蒸発ガス排出抑制装置、チェックバルブの機能について、インタンク式のチャコールキャニスターを装備した車両はカーメーカー指定の方法で確認する
5.タイヤ空気圧について、タイヤ空気圧監視装置を装備した車両は、OBDを活用した確認も可
以上5点について「自動車の点検及び整備に関する手引き」(平成19年国土交通省告示第317号)を一部改正する。
加えて、自動車の定期点検項目のうち「点火時期」及び「ディストリビューターのキャップ状態」についてディストリビューターを装備しする自動車や2輪を除いて点検の実施が不要となった。これに伴い「自動車点検基準」(昭和26年運輸省令第70号)が一部改正される。いずれも施行は2023年7月1日からとなる。
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