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3年ぶりのリアル出展で「廃車王でカーボンニュートラル」をアピール【エコプロ2022・NGP日本自動車リサイクル事業協同組合/NGP】
リユース部品の生産工程やCO2削減効果、経済的メリットを訴求
2023/01/24
2022年12月7~9日に東京ビッグサイトで開催された、環境関連の展示会「エコプロ2022」(主催:サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社)。
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(NGP協同組合)およびNGPは3年ぶりに同展示会へリアル出展し、廃車買取サイト「廃車王」をはじめとした同組合の取り組みを紹介した。
エコプロ2022のNGPブース
「廃車王」のロゴとイメージキャラクターが大きく描かれた壁面には「廃車王でカーボンニュートラル」のキャッチコピーが記され、リユース部品の生産工程とCO2削減効果が紹介されたほか、リユース部品の実物も展示。新品部品に対する価格差やCO2排出量削減値も表示されたことで、特に年配のカーオーナーが説明員へ熱心に質問していた。
展示されたリユース部品の数々。ヘッドライトは近年高額化が進んでいるだけに、リユース部品を積極的に活用したい部品の一つ
また、資源リサイクルされた鉄・銅・アルミ・プラスチックの回収実績も分かりやすい数値で公表。実際の工場見学さながらの動画で体験できる「バーチャル工場見学」コーナーとあわせ、来場した小学生などから注目を集めていた。
巨大なパネル一面に記された「廃車王」と自動車リサイクルの概要
そのほか、廃車の取扱説明書をアップサイクルして製作した「環境教育ノート」と「廃車王 炭エコクック」を来場者に配布。恒例の「被災地支援」コーナーでは、廃車から回収したエンブレムを募金への協力者へプレゼントし、集まった募金は「令和4年激甚災害義援金」として、日本赤十字社を通じて寄付している。
(文・写真=遠藤正賢)
「被災地支援」コーナーでは珍しい車種のエンブレムが入手できるとあって、多くの来場者から寄付が集まった
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