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【DIYショー2022:ビック・ツール】高性能ドリルビット「月光ドリル」シリーズを出品
特許取得の三日月型先端形状で短時間・高精度の穴開け加工を実現。高耐久・CO2排出量削減も
2022/09/29
2022年8月25~27日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された、DIY(Do It Yourself)趣味人とホームセンター業界の展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2022」(DIYショー2022。主催:日本DIY・ホームセンター協会)。
自動車整備機器メーカーのビック・ツール(新井義一社長、鳥取県西伯郡)は、一般ユーザーにも幅広く使われているドリルビット「月光ドリル」シリーズを出品した。
DIYショー2022のビック・ツールブース
一般的なドリルビットが対象物を潰しながら削るのに対し、「月光ドリル」はビック・ツールが特許を取得した三日月型の先端形状を備えることで、対象物を切りながら削っていくため、削り始めから真円の穴を開けられるうえ、削りカスを排出しやすいのが大きな特徴。
「月光ドリル」の三日月型先端形状
またビック・ツールが実施した試験結果によれば、抵抗が少なくスムーズに削れるため、比較用の他社製品に対し短時間で穴を開けられ、電力消費量やCO2排出量を抑えられるうえ、バリが出にくく、熱を持ちにくく、寿命が長い=穴を開けられる回数が多いとのこと。
「月光ドリル」を電気ドリルに装着した状態
「月光ドリル」はステンレス用、鉄工用のほか、切削抵抗を低減し切削精度・時間や耐久性を大幅に高めた「ゴールド」をラインアップ。
直径はステンレス用が2.5~13.0mm、鉄工用が2.0~13.0mm、ゴールドが2.0~10.0mmを設定し、ステンレス用と鉄工用は六角軸タイプや10本入り、7サイズまたは22サイズの樹脂ケース入りも用意するなど、バリエーションは豊富だ。
「月光ドリル」7サイズ(赤×黒)および22サイズ(黒×グレー)の樹脂ケース入り
DIYショー2022のビック・ツールブースでは「月光ドリル・アート」と題し、穴あけ加工によってグラフィックを描いたパネルも展示。部位によって大小様々な穴が開けられており、その加工精度の高さを示していた。
(文・写真=遠藤正賢)
月光ドリル・アート
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