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【DIYショー2022:スター電器製造】プロユースにも適した半自動溶接機「アイミーゴ200(SIG-200)」「アーキュリー80ノヴァ(SAYI-80N)」などを出品
ヘルメット面や手持ち面に取り付ける液晶カートリッジ「デジメタル」シリーズを参考出品
2022/08/31
2022年8月25~27日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された、DIY(Do It Yourself)趣味人とホームセンター業界の展示会「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2022」(DIYショー2022。主催:日本DIY・ホームセンター協会)。
「SUZUKID(スズキッド)」ブランドで知られる溶接機メーカーのスター電器製造(鈴木穰社長、神奈川県藤沢市)は、同社が得意とする小型溶接機をはじめ溶接関連製品を数多く出品。そのなかで、プロユースにも適した製品として、「アイミーゴ200(SIG-200)」「アーキュリー80ノヴァ(SAYI-80N)」を紹介した。
アイミーゴ200(SIG-200)
「アイミーゴ200(SIG-200)」は100V/200V兼用タイプで、一台で半自動(ノンガス・ガスとも)/手動棒/TIG溶接(TIGトーチはオプション)が可能な、半自動溶接機の最上位モデル。
鋼板(高張力鋼含む)やステンレス、アルミニウム合金の溶接に適応しており、それぞれ0.6~6.0(ノンガスワイヤ使用時は0.6~7.0)mm、0.6~4.0(ノンガスワイヤ使用時は0.8~3.0)mm、1.0~5.0(スプールガン使用時は1.0~6.0)mmの板厚まで溶接できる。
また、溶接モード/ワイヤ径・棒径/板厚を選択すると出力電流・電圧を自動的に算出・設定する「シナジー機能」を実装。液晶画面表示とダイヤル・ボタン操作で直感的に操作しやすいインターフェイスとなっている。
「シナジー機能」の設定画面。中央下側のダイヤル・ボタンで溶接モード/ワイヤ径・棒径/板厚を選択する
「アーキュリー80ノヴァ(SAYI-80N)」は100V専用のノンガス半自動溶接/被膜アーク溶接兼用機で、手動棒溶接にも対応。「シナジー機能」を「アイミーゴ200(SIG-200)」と同様に実装している。
軟鋼とステンレスの溶接に適用しており、それぞれノンガス半自動溶接時は0.6~4.0mmと0.8~1.5mm、手動棒溶接時はいずれも1.2~4.0mmの板厚まで溶接できる。
また本体には、ノズルやスズペンなどの小物が入るフタ付BOXとチップ収納を設置。機能とスタイリッシュさを兼ね備えたデザインで、2020年度のグッドデザイン賞を受賞した。
アーキュリー80ノヴァ(SAYI-80N)
そのほか新製品として、ヘルメット面や手持ち面に取り付ける液晶カートリッジ「デジメタル」シリーズを参考出品。遮光時の遮光度を#5および#7~12の7段階から調整可能な「DGM-100」と、遮光度固定モデルの「DGM-10L」(遮光時の遮光度は#10)、「DGM-11L」(同#11)の3種類を設定し、2023年1月に発売予定となっている。
(文・写真=遠藤正賢)
「デジメタル」シリーズ。左右は開閉部が180°開くヘルメット面「ZENKAI180(P-890)
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