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マツダ、3コートメタリックの新色「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を開発
マツダ独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」第三弾。2022年9月発売予定のCX-60より順次設定
2022/06/29
マツダは2022年6月10日、熟練職人が手塗りしたような精緻で高品質な塗装を量産ラインで実現するマツダ独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」第三弾となる特別塗装色「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を開発したことを発表した。
白系色は下地が透けやすく、他の色より塗膜が厚くなる傾向にあるが、「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」のベースコートには新開発の白色顔料を採用。絹のようなきめ細かな白さを表現しつつ、塗膜の厚さを従来の3コートパール色「スノーフレイクホワイトパールマイカ」に対し約30%削減。省資源化や生産工程でのCO2排出削減に貢献するとしている。
カラークリヤー層には「マシーングレープレミアムメタリック」と同様に、極薄の高輝度アルミフレークを含んだ塗料を、均一な厚みになるように精密に塗装した後、乾燥過程で体積を大幅に収縮させる手法を採用。
約0.5ミクロンの塗膜の中にアルミフレークが一定間隔で平滑に並んだ状態を形成し、ハイライト全体が強く輝く金属質感を表現。また、アルミフレークの角度をボデー曲面に並行に沿わせることで、明度の高い白ながら、艶やかさと光が当たった時の陰影感を兼ね備えた塗色とした。
「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」の塗膜構成
「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」は2022年9月発売予定のCX-60をはじめとして、ラージ商品群を中心に順次設定される予定。
「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」で塗装されたマツダCX-60
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