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現代自動車、ZEV2車種を日本市場に投入

12年ぶりに日本市場へ再参入

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2022/02/17

 韓国の大手カーメーカー・現代(ヒョンデ)自動車はこのほど、12年ぶりとなる日本市場への参入を発表した。車両の販売はオンライン限定とするほか、カーリース会社やカーシェアサービスにも供給する。オンラインでの受注開始は5月、納車開始は7月を予定する。

 今回投入されるのは、ZEV(ゼロエミッション車、EVやFCVなどの総称)2車種。「IONIQ(アイオニック)5」は、EV専用プラットフォームを採用したクロスオーバーカー。1充電当たりの航続距離は618km。日本で主流の「CHAdeMO(チャデモ)」による急速充電への対応、ウインカーレバーの右側への配置など、日本向けに最適化が図られている。

IONIQ 5

 SUVスタイルのFCV「NEXO(ネッソ)」は水素タンクを3本備え、約5分の水素充填で820km走行可能。オンラインで購入する際の分かりやすさを意識し、ワンプライス販売を実施する。

NEXO

 また、同社の日本法人であるヒュンダイモビリティジャパン(本社=神奈川県横浜市)が主導し、試乗から購入相談、点検整備をワンストップで提供する拠点を横浜市内に開設予定。そのほか全国の整備工場と提携し、アフターサポートやロードサービスの提供体制を整える。