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大阪府車協、車体整備業界を学生にアピール

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2021/11/08

 大阪府自動車車体整備協同組合(本村亨理事長)は10月21日、大阪府立南大阪高等職業技術専門校(和泉市)で、同校に通う自動車・車体整備科1年生23人に向け、オリエンテーションと現場の作業体験を実施。同企画は、鈑金塗装作業を実際に体験し車体整備業への関心を持ってもらうことを目的に、毎年継続して開催している。
 同車協の松山正経営委員長によるオリエンテーションの後、参加者は3班に分かれて実習した。鈑金部門では、ドアパネルのこぶし大の凹みをハンマリングで修正する作業を熟練技術者が実演。トヨタ・プリウス(W20系)の実車を使用したスタッド溶接も体験した。

鈑金実習

スタッド溶接実習

 塗装部門は見本板を用いて、白・黄・黒の3色で調色し、それをテストピースに吹き付けて出来を競った。講師は鈑金を同車協・康川広実氏ほか2人、塗装は同車協・和田哲也氏ほか2人が担当した。

塗装実習