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ボッシュ、「セキュア ダイアグノシス アクセス(SDA)」を発売
2022年7月以降の新型車で義務化されるセキュリティ保護された診断機能を実行可能に
2021/09/29
ボッシュは2021年9月13日、「自動車基準調和世界フォーラム(WP29)」によって可決されたサイバーセキュリティ及びソフトウェアアップデートの国際基準によって、アクセスが制限される車両診断機能を実行可能にする「セキュア ダイアグノシス アクセス(SDA)」を発売した。
「セキュア ダイアグノシス アクセス(SDA)」の機能イメージ。制限された診断機能へのアクセスが可能となる
2020年6月のWP29において、乗員や歩行者を車両へのサイバー攻撃被害から守るため、2022年7月以降の新型車においてサイバーセキュリティを講じることが義務化。これを受けて、すでに国内で販売されている一部の車両ではサイバーセキュリティが講じられており、それにより診断機能へのアクセスが制限され始めている。
このサイバーセキュリティにより、自動車整備で必要となる診断機能へのアクセスが制限され、先進運転支援システム(ADAS)のエーミングやオイル交換後などに必要となるサービスインターバルリセットなどが不可能になる。
なおボッシュでは、「この流れは2022年以降の国内法施行によりさらに加速する。また将来的には、全ての車両においてセキュリティアクセス権なしでは包括的な診断作業が不可能になる」と見込んでいる。
セキュリティ保護される診断機能と従来通りアクセス可能な診断機能の一例
ボッシュはこの状況に対し、車両診断ソフト「ESI[tronic]2.0」の新機能として「セキュア ダイアグノシス アクセス(SDA)」を提供。各カーメーカーのセキュリティアクセス権を一元管理することで、一般整備工場でも各カーメーカーと個別に契約することなく、セキュリティ保護された診断機能を実行可能とした。
なお、「セキュア ダイアグノシス アクセス(SDA)」を利用するには、ボッシュの診断機(KTS560、KTS590)と専用ソフト「ESI[tronic]2.0」、その故障診断(SD)ライセンス、インターネット環境が必要となる。
今回のリリース時点では、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダの各車に対応。ボッシュは今後、他のカーメーカーとも連携して、対応するブランド、システム、車種をさらに拡大していく計画。
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