JOURNAL 

オートモビルカウンシル2021開催

往年の名車が幕張メッセに一堂に会する

  • #イベント

2021/04/21

 「クラシックミーツモダン」をテーマに、往年の名車と最新モデルを展示する「オートモビルカウンシル2021」が4月9~11日の3日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された。
 今回で6回目の開催となる。コロナ禍により数多くのイベントが中止・延期を余儀なくなれる中、「我が国に成熟した自動車文化を」の旗を掲げ続けるという思いから開催に踏み切った。昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大の観点から、密集を避けるための入場制限や関係者及び来場者の体温測定、来場者情報の登録、マスク着用などを徹底した感染拡大防止策を採った。カーメーカー、ヘリテージカー販売店など58社・団体が出展し、合計60台以上の車が展示された。
 次回は2022年4月15~17日、同所で開催を予定している。

ジャガー XK120

特別展示「マツダ、ルマン優勝までの軌跡」

長い挑戦の果てに日本車初のルマン24時間レース制覇を成し遂げたマツダ。今年、総合優勝から30年目の節目を迎え、その功績を讃えウイニングマシーンなど3台を展示。

ロータリーエンジンがルマンに出場できる最後の年だった1991年に優勝をした787B

1983年にRX-7ベースのシルエット・フォーミュラでC2クラスを闘った737C

主催者テーマ展示「時代を進めたラリーカーの戦闘美」

サーキットではなく、千変万化するコンディションの中走り続けるラリーは、スピードだけでなく総合力が試され、自動車の真価を問われる。そんな緊張感溢れる美しさを持ったラリーカーを10台展示。

チェックポイント設営よりも30分早く到着し、早着失格になったという逸話を持つランチア・フルヴィア・クーペ

1972年のサファリラリーで3位に入賞した1972 ダットサン240Z