Q&A 

    過去のボデーロワバックパネルの単体塗装についてのQ&Aについて

    • #塗装

    2022/03/22

    Q

    質問者
    塗装屋フロントマンさん

    メタリック塗膜のボデーロワバックパネルの単体塗装の加算基礎数値をソリッドへ減算するようアジャスターに求められたというQ&Aについて(下記URL参照)

    https://bsrweb.jp/qa/detail.php?id=0349&category=02

     当社、水性塗料使用の為、ソリッドはツーコート前提。バックパネル単体メタリック塗装。
     上記の場合、塗膜加算の内訳の・ボカシのマスキング増加分・ボカシの塗り作業分・ボカシパネルの磨き分・クリヤー塗装分は単体塗装の場合は必要のない作業になるかと思います。要するに、ソリッド塗装+ツーコートソリッド付加(加算基礎数値とは関係ない)と同じ前提条件になってしまうように思います。御社の見解をお聞かせいただきたいです。宜しくお願い致します。

    A

    回答者
    プロトリオス

     ご質問ありがとうございます。ボデーロワバックパネルの単体塗装についてのQ&Aについて回答させて頂きます。
     繰り返しになりますが、加算基礎数値は準備作業、調色作業、ソリッド塗装以外のボカシに関する作業等(塗膜加算)を取りまとめたもので、塗り数値とともに適用する事はご存知かと思います。塗膜加算については、ご質問にある通りですので、こちらでは省かせて頂きます。
     鈑金塗装業界では、修理にしろ、塗装にしろ「指数」を使用して見積りするのが一般的です。従って、メタリック塗装でボデーロワバックパネルを単体塗装するのであれば、隣接パネルに塗装が必要なくとも、あくまで、メタリックとして計上するのが、補修塗装指数の運用ルールかと考えます。加算基礎数値をソリッドの1.5とした場合、調色の手間や塗膜加算にあるボカシ作業以外のクリヤー塗装に関わる作業時間も、全て除外されている事になりますので、ソリッドの加算基礎数値を計上する事は適当ではありません。このような言われ方だと、解釈の仕方によっては、ボデーロワバックパネルは、通常の外板パネルとは違い見えない部分になりますので、適当な調色で、適当な作業で、というような捉え方が出来なくもありません。
     いずれにせよ、メタリックをソリッドにというのは、適当ではないと判断します。良い時と悪い時の平均で良い時の計上を認めないのであれば、補修塗装指数に限らず、指数そのものが使えないと言う事になります。とは言え、お互い普段のお付き合いもあります。言う事は言う、譲歩するところは譲歩するというような、案件ごとの臨機応変な対応も必要かと思います。

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