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    ボルボ、首都圏直営7店舗の車体修理などを一手に担う「埼玉サービスセンター」を開設

    1階の車両板金塗装エリアにはイヤサカ・ヘリオスエースとスタンドックス・スタンドブルーを採用し100%水性化

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    2021/06/27

     ボルボ・カー・ジャパンは2021年6月22日、首都圏にある直営7店舗の新車納車前整備と認定中古車の商品化、車体修理を含む重整備を集中的に取り扱う「埼玉サービスセンター」を埼玉県川島町に開設し、同日に開所式を行った。

    「埼玉サービスセンター」は圏央道川島ICより約1.5キロkm、車で約5分の距離に位置し、敷地面積は約4,300平方メートル、建物は3階建てで延べ床面積は約7,000平方メートル。新車の保管場所としても活用し、豊橋と藤沢に分散していた新車在庫を一元管理することで、物流の効率化を図る。

     また車両の電動化に向け、バッテリー交換等の整備作業を集中させることでノウハウを蓄積し、電動化におけるサービスの中心拠点としての役割も担う。年間入庫台数は5,000台以上を計画している。

    ボルボ・カー・ジャパン埼玉サービスセンター

     建屋1階の半分を占めるスペースは納車前整備エリア。埋め込み式のリフト8台をはじめ、より高度な整備に対応するため、最新のホイールアライメントテスターやホイールバランサーを配備した。

    1階の納車前整備エリア

     1階の残りのスペースは車両板金塗装エリアとし、塗装ブース2基、簡易ブース1基のほか最新のボデー修正装置を設置。使用する塗料は100%水性としている。

    1階の車体修理エリア。塗装ブース2基(右奥)はイヤサカ・ヘリオスエース

    ベースコートはスタンドックス・スタンドブルー

     2階には会議や研修を行う多目的スペースに加え、ボデーコーティングなどの作業を行うコーナー、認定中古車撮影スペースを備え、残りを駐車スペースとした。

     3階と屋上を合わせた260台の駐車スペースは、最新の駐車位置管理システムにより各車の駐車位置を常に管理。なお各階は、将来の電動化車両にも対応する大型の車両エレベーター2基により結ばれている。

    認定中古車「VOLVO SELEKT」の撮影スペース

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