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    輝自動車工業、福祉車両サービスで地域密着を図る

    • #トピックス

    2021/02/15

     輝自動車工業(阪田俊次社長、大阪府岸和田市)はこのほど、2012年から始めた福祉車両サービスをさらに地域密着型として強化する方針を打ち出した。
     従来、国内メーカーが製造する福祉車両は、限られた車種の中から買い替えを前提として選ばざるを得ないケースが多いため、高い費用が掛かる上、自分の好みに合致しない福祉車両を運転するカーオーナーも少なくなかった。
     そこで同社は、汎用性の高い海外製品を適用し、国産・輸入車の車種を問わず、福祉車両として改造できるサービスを開始。改めて車両を購入するより費用を抑えることができ、何より愛車を引き続き運転できる安心感と満足感を高齢者や要介護者に提供する。
     阪田社長は、「福祉車両に関して、一部の国ではすでに自動車メーカーと福祉架装専門業者で分業体制が確立しているため、運転してきた愛車を手放さずに引き続き乗り続けられる。国内でも、自分の好きな車種を運転できるカーオーナーが一人でも増えてほしい」とした上で、「さらに製作台数を増やし、地域密着型の福祉車両サービスとして強化していきたい」と積極的な姿勢を見せた。

    阪田俊次社長

    助手席に付けられた回転シート

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