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東北地方のスバルディーラー2社がテュフ認証を取得
青森スバル、岩手スバル 宮城スバルに次いで
2022/07/10
青森スバル自動車(森延廣社長、本社=青森県青森市)と岩手スバル自動車(渡辺康夫社長、本社=岩手県盛岡市)はこのほど、テュフラインランドジャパンが展開する鈑金塗装工場認証(ゴールド)を取得した。
2021年には宮城スバル(坂本和人社長、本社=宮城県仙台市)がスバルディーラーとして初めて認証を受けており、現在は福島スバルが認証取得に向けて準備を進めている。
東北地区のスバルディーラーを統括する宮城スバルの坂本社長は「認証取得によって作業の平準化や各種管理体制の強化などが実現し、サービス品質維持向上、労働環境改善にも寄与している」と説明。このほど認証を受けた両社も第三者認証機関からの認証を得たことを対外的にアピールし、顧客の信頼獲得にもつなげたいとの考えを示した。
6月2日には岩手スバル本社にて、2社合同の認証書授与式を開催。 渡辺康夫社長(左から3人目)、森延廣社長(右から3人目)、坂本和人社長(右端)などが出席した
スバル車は運転支援システム「アイサイト」の普及以降、交通事故発生率が加速度的に減少。それに伴って鈑金塗装の需要が縮小し、内製工場への入庫台数も減少している。数年前にボデーショップレポート編集部が行った取材によれば、「中には開店休業状態の工場もある」ことが分かっている。
東北地方のスバルディーラーでは鈑金塗装の内製率アップに向けて作業環境の整備と修理品質を向上させるとともに、外部からの「お墨付き」が必要だと判断。そこで昨今輸入車ディーラーを中心に認知が進むテュフ認証の取得に踏み切った格好だ。
宮城スバルの坂本社長は全国のスバルディーラーのサービス品質向上を推進する立場でもある。今後は他の地区のスバルディーラーにもこの事例を共有し、全国に波及させていくとしている。
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