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ホンダ・三菱ケミカル・北自協、アクリル樹脂の水平リサイクル実証実験を2021年8月に開始
ELVから回収したテールライトから再度テールライトを製造することが可能になる!?
2021/06/26
本田技研工業は2021年8月より、三菱ケミカルおよび北海道自動車処理協同組合と共同で、ELV(End-of-Life Vehicle。使用済み自動車)から回収したPMMA(ポリメチルメタクリレート。以下、アクリル樹脂)水平リサイクルの実証実験を開始する。
アクリル樹脂水平リサイクル実証実験のフロー
アクリル樹脂は分別回収やリサイクルが技術的に難しく、従来は焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用するに留まっていたが、今回取り組む水平リサイクルでは、使用済みの製品から回収した材料を高度なリサイクル技術でバージン材と同等の性能・品質のリサイクル材に転換し、同一種類の製品を製造することを目指す。
一例としては、ELVから回収したテールライトから再度テールライトを製造することを可能とし、副次的にはアクリル樹脂製造・廃棄時のCO2排出量削減にも寄与する。
この実証実験では、北自協の各加盟事業者がELVから材料の回収・粉砕、三菱ケミカルが粉砕品を樹脂の原料となる分子状態に戻すモノマー化並びにそのモノマーを繰り返し結合(重合)することによって生成する高分子化合物(樹脂)を製造するポリマー重合の検証を実施。ホンダは回収要件の設定、回収輸送、粉砕品の品質確認および全体管理を担う。
この実証実験を通じ、異物が混入しない回収手法、バージン材同等の品質達成技術、ELVから回収される樹脂粉砕品の高効率輸送スキームなどを確立させたうえで事業性検証を行い、水平リサイクルスキームの構築を目指す計画。
水平リサイクルの概念図
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